旅仲間さんより、イタリア旅行記届きました!

旅というものは不思議なもので。自分が行ったことがある国にだれかが行ったと聞くととてもうれしくなります。こういった視点があるんだ! この旅ファッション素敵!とか。

なので、わたしは誰かの旅行の話しを聞くのが大好きです。それは行ったことがない国でも同じ。

今回は、旅のクチコミサイト4Travelで交流があった方からのフィレンツェ旅行のお写真をお借りしたのでご紹介します。

冒頭のお写真は、9月にご夫婦でフィレンツェに行かれたばかりのYさん。レプッブリカ広場の幻想的なメリーゴランドはやっぱり最高にロマンチックです。


賢く使おう!アップグレード入札制度

今回Yさんは、アリタリア航空のアップグレード入札制度を利用して、ビジネスクラスで渡航されたそうです(うらやましい)。アップグレード入札制度とは、エコノミークラスの航空券を購入済みでも、ビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスを入札することでお得に購入できるいった仕組み。

つまり、
この額なら払ってもいいよ!という額を申請して高い額を入札した人から順に アップグレードしてあげる!

といった非常にラッキーなサービスなのです。アリタリア航空のほか、エティハド航空、キャセイ航空などが導入しているようです。

さて、気になるアリタリアのビジネス。Yさんの搭乗記をご紹介!


入札制度を利用して504ユーロと税金2万円を追加して憧れのビジネスに乗りました。シートが180度倒れてゆっくりできるし、お料理はフルコース。ジノリの食器でサーブされるのは嬉しいけど まあ正規の値段ではいいかなという感想です。

わかります。
ビジネスクラスって魅力的ではあるものの、ちょっとギャンブルなんですよね。高いお金払ってこの程度??ということも……。

その点、入札制度なら、通常の価格よりかなりお得なので試してみる価値あり!
でも、やっぱり180度のフラットシートはいいな、いいなぁ……。ヨーロッパまでは10時間以上の長丁場。飛行機は移動手段と割り切るわたしですが、快適に越したことはないですものね。
アップグレード入札制度、今度利用してみたいと思います。

こちらはジノリの食器でサーブされる機内食。ワインがグラスに入ってる(笑)。なんともお上品でさすがはビジネス!
ちなみにわたしのプレエコは……

はい。あきらかな違いですね(当たり前だけど)。イタリアンのフルコースが楽しめるアリタリアのビジネスクラス、やっぱり乗ってみたい!


わずか10室の贅沢なプチホテルが素敵過ぎる!


Yさんご夫妻の旅行スタイルは、慌ただしい移動は避け、ひとつの都市にじっくり滞在することなのだとか。今回も、トランジットでローマを経由したものの、フィレンツェを起点に近隣の街をバスで観光されたそうです。

せっかくの個人旅行。時間に追われることなくゆっくりのんびり過ごしたいとい点もよく似ていてうれしい~。

で。上のお写真がYさんご夫妻が止まられたお宿「Al Palazzo del Marchese di Camugliano」。

なんと、貴族のお屋敷を改装したホテルだそうです!客室数がわずか10室というプチホテル。町ごと世界遺産といっても過言ではないフィレンツェならではのホテルですね。ぜひ、長期滞在で利用したい!

朝食はオーダーをきいてから作ってくれるのだそう。お天気が良い日はお庭でいただくこともできるそうです。

う~ん、素敵。そしてラグジュアリー! 


フィレンツェからのショートトリップはフィエーゾレへ

フィレンツェ近郊にはバスで日帰りができる魅力的な町が点在しています。

わたしもシエナまで日帰り旅を楽しみましたが(詳しくはこちら)、Yさんご夫妻が訪れたのはフィエーゾレという小さな町。「フィレンツェの母」とも呼ばれるだけあり、フィレンツェよりも起源が古い歴史ある町です。

お借りしたお写真は、フィエーゾレから望むフィレンツェの全景。クーポラやミケランジェロ広場からの眺望とは異なるパノラマが印象的です。

フィエーゾレには保存状態の良い古代ローマ期の劇場もあるとか。
次回、フィレンツェを訪れたなら、近郊に小さな町をめぐるってみようかな。


まさかの飛行機遅延&ロストバゲージ!?

大聖堂で夜のアカペラコンサートを聴いたり、新しくできたオペラ劇場でメーター指揮のコンサートを楽しんだりと、個人旅行ならではの旅を楽しめました。

というYさん。フィレンツェをはじめ、ヨーロッパでは歴史的建造物を利用してさまざまなコンサートやオペラを観劇することができます。しかも、とってもお得なんです!
個人旅行はまだ数回というYさんですが、この行動力、憧れる~。

Yさんとメールで交流をもつきっかけとなったのが、帰国便のローマでのトランジットでの質問にわたしがお応えしたことにあります。

ここでトラブル発生。なんと、風が規定より強いとかで、フィレンツェからローマへ向こう飛行機の出発が2時間遅れたそうなのです!


 ローマに着いたのは午後3時。3時20分発の成田行きは乗れないことになり、 ローマのホリディインで一泊することになりました。

天候のよる飛行機の遅延は航空会社の免責になることが多いと聞きますが、アリタリアが提携Hotelを用意そてくれたそうです。

想定外のトラブルに、着替えは用意しておらず、ご苦労されたとのこと。
Yさんもおっしゃっていましたが、出発便&帰国便に搭乗する際は万が一に備えて1泊分程度の着替えと洗面道具は手荷物で持参することをおすすめします。

そんなトラブルがあったせいか、成田に帰国すると今度はロストバゲージの洗礼が(´Д⊂ヽ
振替便に搭乗した数名がロストバゲージにあっていたそうなので、おそらく、一度預けた荷物を別な飛行機に移し替える際、カートごと載せ忘れてしまったのではと。。。

帰国便ということが不幸中の幸い。翌日には成田に無事届けられたそうでひと安心!
こういうトラブルがあると、楽しい旅の思い出にミソがついてしまったように感じる方もいるかもしれませんが、トラブルってあって当然くらいの気持でいるのが旅を楽しむ秘訣だとわたしは思います。

ちょっと楽観的かもしれませんが、「終わりよければ全て良し」
飛行機の遅延やロストバゲージも貴重な体験!次回からは万が一に備えることができるし、お土産話にもなりますものね!

Yさんからのメールを読んでも、トラブルなんかより、旅の楽しさがひしひしと伝わるものばかり。
旅ってやっぱり最高。そして、Yさんご夫妻もとっても素敵!

旅心がうずうずしているわたしは、来年のバルセロナの準備と平行し、フィレンツェへの恋心が再熱するのでした。。。

Yさん、素敵なお写真ありがとうございました。
いつか、世界のどこかでお会いできる日を願って―。
















旅の記憶。

年齢を重ねることで得た少しの自由。大人女性よ、 今こそ旅に出よう。 世界にひとりで向き合うことは決して孤独なんかじゃない。 「旅の記憶」は個人旅行の手配やノウハウを綴る、女性による女性のためのひとり旅応援サイトです。