旅のはじまりは航空券探しから。

ミラノ2泊、フィレンツェ3泊の日程で決行するひとり旅。なにはともあれ搭乗する飛行機を確保しなければおはなしになりません。

とはいっても、日本から就航便があるのか、直行便は?乗り継ぎは?など、まっさらな状態からはじめなければならないのが個人手配。「成田(または羽田)からミラノ」とでもググれば、わんさか情報が出てきます。その多くが代理店。etourHISなどがそれにあたります。わたしがよくのぞくのはskyscannerという、格安航空券の比較サイトです。ここではどの航空会社が日本に就航しているかを調べるのみ。

ミラノまではイタリアのフラッグシップ「アリタリア航空」の直行便があることがわかりました。ほかには乗り継ぎありでデルタ航空、エミレーツ航空、エールフランス、KLMなど。ひとまず直行便のアリタリア航空のサイトをのぞいてみると、なんとっ。キャンペーン中ではありませんかっ!11月3日までの予約で半額近いお値段でチケットがゲットできるとなればもう迷う必要はありません。12時間のフライト、しかもアリタリアはエコノミーの座席がおっそろしく狭いという口コミだったので、浮いた分でエコノミープラスにグレードUP。以下はキャンペン終了後の予約画面なので、実際にわたしが予約した画面とは異なります。



オープンジョーとは?

今回の旅行の復路は、フィレンツェから搭乗するので、「オープンジョー」という方法をとります。これは、現地到着空港と現地出発空港の異なるルートの旅行のかたちです。ミラノからフィレンツエまでの移動は鉄道を使用します。フィレンツエから日本への直行便はなため、ローマでの乗り継ぎになることもskycannerで判明。同じキャリアのほうが面倒が少ないし、割安になることとが多いため、アリタリア航空のチケット検索画面で「周遊」をチェックします。実際の画面でみていきましょー。




①第一区間(往路)を入力。

②第二区間(復路)を入力。

日付変更線や実際の日程を確認しながら日付をチェックしましょう。


空席がある便が一覧で出てきます。成田からミラノには直行便と乗り継ぎ便があるようです。クラスもここで選択します。今回は直行便が希望なので成田13:55発ミラノ同日18:25着を選択。これならミラノマルペンサ空港からミラノ市内までの移動も、公共機関を利用できるので安心です(深夜着だとタクシーや送迎オプションに出費が。。。)


続いて第二区間(復路)のチケットをみていきましょう。フィレンツェからの便はすべてローマ経由となることがわかります。ここでチェックすべきは乗り継ぎ時間。フィレンツェ12:10発ーローマ11:15着の場合、乗り継ぎ時間は2時間となっています。これなら時間を持て余すことなく、スムーズに乗り継ぎができそう!成田着も翌11:15分なので、新幹線で帰路に着くわたしとしては後泊の心配もありません!わぁい。

往路復路ともにエコノミーを選択し、「次へ」をクリック。



航空券の代金は¥98,140になりました。
ちなみにetourのサイトで同じ条件で検索してみると¥103,430という商品がありました。往路の直行便はなく、どちらもローマ乗り継ぎありでミラノ着が21:40分。深夜とはいえませんが、ミラノ市内まで約1時間の移動考えると安全面で心配です。

もっと安い格安航空券もありましたが、復路のフィレンツェーローマ間のチケットが残席なしとなっていました。これは、国内線では小さな飛行機になるため、格安航空券の確保も少ないためと思われます。

便が確定したら必要事項を入力。マイレージプログラムがある方はコードの入力も忘れずに!ちなみにわたしはデルタ航空のスカイマークのマイレージを持っているので、その番号を入力。

パーソナルデータ入力後、座席の指定や食事の選択をすることができます。航空会社で直接チケットを予約する最大のメリットはこれ。エコノミーでもできるだけ座席が広いシートを選んだり、窓際、通路側などお好みの席を選んだりすることができますよ。

氏名、旅券番号、有効期限などはパスポートを見ながら一文字の間違いなきよう入力しましょう。

あとはカード番号を入力して決済!数分後には支払いの完了通知とE-TICKETが登録したメールに届きます。

これで航空券の手配は完了。つまり、旅の大枠は決まったというわけです。あとは必要な要素をこの大枠の中に埋め込んでいくようなイメージでプランニングしていきます。次回はホテル選びの実録をご紹介します。


旅の記憶。

年齢を重ねることで得た少しの自由。大人女性よ、 今こそ旅に出よう。 世界にひとりで向き合うことは決して孤独なんかじゃない。 「旅の記憶」は個人旅行の手配やノウハウを綴る、女性による女性のためのひとり旅応援サイトです。