マドリード1日目。市場でタパス三昧。

ドーハから再びカタール航空に搭乗。7時間かけてやっと着いたマドリード。時間は午後3時を回ったところ。マドリードのバラハス空港からは地下鉄に乗って今回のお宿がある旧市街地を目指します。



マドリード市内は地下鉄網が完備されているので、市内の観光地に行くにはメトロを使えばどこでも行くことができます。空港で10回分の回数券や、乗り放題券を購入しておくのがおすすめですよ。ちなみにこの回数券。2人で使いまわすことができます、要は、1人1枚でなく、あくまで「10回分」なので、1人が改札を通ったらバー越しに切符を渡して再び改札を遠せばOK。当然2回分がカウントされます。

イタリアやフランスでも感じたのですが、ヨーロッパの地下鉄って本当にわかりやすい。乗り換えも表示に従って進めば難しいことはありません。都内の地下鉄の方がよっぽどわかりにくいかもしれない。

さて。今回も得意のキッチン付きアパートをお借りしました。旧市街地ラストロ地区にあるモダンなアパートです。

個人の所有であるこちのアパート。オーナーはスペイン語しか話せないのでは。。。という一抹の不安から、トラベロコというサービスを利用し、マドリード在住の日本人の方に通訳と手続きのお手伝いをしていただきました。アパートの設備や鍵の受け渡しの説明に立ち会っていただきこれが本当に助かった!やはり現地の情報は現地の人に聞くに限る。美味しいお店を教えてもらったりして。何より日本語で対応してもらえるのが嬉しい。噂には聞いていましたが、マドリードは想像以上に英語が通じませんでした。。。

尖塔があるのがアパートの管理棟。建物はテナント付きの建物といった感じでアンティークショップが入っています。大通りから一本入った閑静な住宅街なので、朝夕は驚くほど静か。

荷ほどきをしているうちに夕飯の時間に。散策がてらマドリード市民の胃袋「サンミゲル市場」に向かいます。


アパートから徒歩15分ほどにあるマヨール広場。17世紀建造の集合住宅に囲まれた石畳の広場はマドリード市民の憩いのばといったところ。1階が商店街やレストラン、2階から5階の屋根裏までが現役のマンションなんですってー! 今でも入居者募集の案内がバルコニーに掲げられるこの巨大マンションがある広場は、 16世紀中頃まで「場末の貧民街」を意味するアラバル広場と呼ばれていたそうな。。。貧民街て。。。

マヨール広場の喧騒を横目に、Googleマップを頼りにサンミゲル市場に着きました。100年以上の歴史がある市場ですが、数年前に大規模な改修がされ、ぱっと見はデパートみたい。


建物の中は地元の人や観光客で人・人・人。とにかくすごい人!
生鮮食品を売るお店が手前にあり、奥に進むとお惣菜屋さんがずらり。パエリャ、オリーブ、ナッツにフリッター、サングリアにビールにワイン。なんでもある!ここは天国なのか?

中央にはフリースペースがあって、各お店で買ってきたタパスを食べることができます。いわば、フードコートといった感じ。
見て楽しい、食べて美味しいサンミゲル市場はツーリストにも優しい最高のガストロノミー・マーケットです!


サンミゲル市場
住所: Plaza de San Miguel, s/n, 28005 Madrid, Spain

営業時間:10:00〜24:00



ほろ酔い気分で帰路に着く妙齢女ふたり。9月のスペインは夜8時を回ってもほんのり明るい。黄昏時のマヨール広場近くのアーケードはよても良い雰囲気です。

次回はマドリード滞在の最大の目的「トレド」の旅をレポートしますっ。



旅の記憶。

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