モン・サン・ミッシェルは遠し(いろんな意味で)。

もしも、あなたの周辺に尋常にないほど髪がみだれていて、目はうつろ、パソコンを親の敵のように睨んで必死にキーを操作している人がいたら。

きっとそれは年度末進行真っ最中のライターです。
こんにちは。今日も頭にはターバン、手首は腱鞘炎一歩手前のリョーコです。
上記にあげた人をみかけたら、どうぞやさしく見守ってあげてください。。。
(出没場所は主にWi-Fiがあるcafeや新幹線車内など)


12月末にも同じようなことを書きましたが。
出版業界の年度末の忙しさはその比ではないように思います。
ただでさえ稼働日が少ない2月3月。土日返上はあたりまえ。
仕事の合間に確定申告。ときどき現実逃避でネットで衝動買い。
わたし、こんな年度末を10年以上くりかえしているような気がします。。。

そんな年度末進行ですが、泣いても笑ってもあと1週間。
すこしだけ先が見えてきましたので、パリ旅行についての情報収集をしています。
(それは得意の現実逃避では?という愚問ななしよ)


モン・サン・ミッシェルの行き方


パリに行くからには絶対に行くと決めているモン・サン・ミッシェル。
東京ー名古屋間ほどの移動距離なようですね。

TGVという新幹線のような高速列車とバスを乗り継いで行くようですが、
自力でも行けそうな気がする。。。

日本からTGVを予約すれば、連結するバスも同時に予約できるらしい。


モンパルナス駅(Gare Montparnasse)

↓ [TGV]

レンヌ駅(Rennes)、ドル・ド・ブルターニュ駅(Dol de Bretagne)などの経由駅

↓ [バス]

モン・サン・ミッシェル


かんたんじゃーん。


と、タカをくくっていたわたし。
イタリア旅行で自分で予約をし、ミラノーフィレンツェ間をフレッチャロッサで移動したという自信がそう思わせたのでしょう。

TVGの予約はネットから事前にできるし、
切符はEチケットをプリントアウトして持参すればいいざんしょ?
楽勝♪と思っていたのですが、念のため4Travelで質問をしてみると、
いろいろ面倒なことが判明。。。

まず、TGVの予約サイトでバスのチケットも同時に買うと、Eチケットにならないため(TGV単体ならOK)、駅の窓口または自動発券機で引き換えが必要なことが判明。

窓口は常に混んでいる、自動発券機はよく故障しているなどの情報を見て、
すっかり弱気になってしまったわたし。
バスはレンヌ駅(またはドル・ド・ブルターニュ駅)で直接ドライバーか窓口で買えばいいのでは??と思い、これまた調べてみるとビンゴ。


TGVはネットで購入(EチケットOK、つまり現地での引き換え無用)、
バスはTGVを降りてから買う。

これで完璧。と鼻息を荒くしていましたら、4Travelの親切なトラベラーさんより、


観光客は全員が専用の無料バスに乗り換えてモンサンミッシェルに行かないといけないんです。あるいは歩くか有料馬車に乗るか。

そこで何百人も無料バス待ちで、すごい行列で並んでいました。私は行きは歩くことにして橋だけでも2kmあるんですが40分ぐらいかけて歩きました。

~中略~

帰りは本島から対岸まで無料バスに乗ろうと思ったらまた何百人も並んでて結構待ちました。一旦バスに乗ると10分ぐらいで対岸に着き、ドル駅までの接続バスのバス停に着きました。駅からの接続バスの着く対岸と、モンサンミッシェル本島との往復に結構な時間を費やしてしまいました。

つまり。
バスに乗るタイミングを逃すと、予約した帰りのTGVに乗り遅れてしまう可能性がある、ということのようです。
余裕をみて、1本遅い列車を予約したとして。それにも遅れたら?
バスが遅れたら鉄道とバスの運営会社がなんらかの措置を取るようなもんもんがTGVのサイトにはあるようですが、フランス語でまくしたてられたらどうしよう。。。

考えれば考えるほど不安になってきたので、ここは当初の予定通り、現地ツアーに身を投じてみることにしますっ。

わたしの一人旅セオリーは、

できるだけツアーに頼らず、現地の交通手段を使って旅を楽しむ。

ですが、正直、イタリア旅行のときほど準備に時間をかけることもできないため、ここは割り切ることにしました。

でも、名物とやらのオムレツには興味なし(ほとんどのツアーに昼食がついてくる)。
なぜか途中、ノルマンディの村に立ち寄る(わたしは一秒でも早くモン・サン・ミッシェルに行きたい)。


いくつか調べてみると、パリ市内からモン・サン・ミッシェルをバスで往復し、現地では完全フリープランなるものを発見(途中、ノルマンディの村には寄るらしい)。
修道院のチケットも希望者はバスの車内で購入できるらししい、ノルマンディの村とやらも行ってみると楽しいかもしれないっ。

単純なもので、現地ツアーも悪くないのでは。。。

と思えてきた現金なわたし。

ひとまず、いまのところモン・サン・ミッシェルにはバスツアーで行ってみようと思います!









旅の記憶。

年齢を重ねることで得た少しの自由。大人女性よ、 今こそ旅に出よう。 世界にひとりで向き合うことは決して孤独なんかじゃない。 「旅の記憶」は個人旅行の手配やノウハウを綴る、女性による女性のためのひとり旅応援サイトです。