ひとり旅2日目その1 ミラノ中央駅のグルメスポット「BISTRO MILANO CHENTRARE」 に入り浸る。

イタリア/ミラノ2日目の朝。6時に目が覚めるも、外はまだ暗い。。。今日は世界遺産・最後の晩餐を拝観します。予約は8:45分。8:30までには現地に到着しておきたい。地下鉄の移動と徒歩を考えると、7:30にはホテルを出たいなぁ。。。30分で慌ただしく朝ごはんは嫌だなぁ。。。ええい。駅のどっかでご飯を食べようっ。

昨夜はゆっくり見ることができなかった、朝のミラノ中央駅を散策。


美しい。。。何処を切り取っても美しい。撮り高100%、捨てるところなんてありゃしません。駅前広場やその周辺には、怪しげな人もいますが、駅の構内に不穏な影はありません。それどころか、いたるところに警察官がいて、少し物々しい雰囲気が。。。おそらくフランスのテロの影響かと思われる。

日本の2階にあたる3階には、イタリアの国営鉄道「トレニタリア」のプラットホームがあります。明日のフィレンツェ行の予習にちょっと覗いてみると、なにやらこじゃれた雰囲気のCafeが。。。


「BISTRO MILANO CHENTRARE」まんまやんけっ!というお店。店内に入ると出勤前のビジネスマンや大きなスーツケースを携えた旅行客でいっぱい!アジア人率はゼロ。。。カウンターにはおいしそうなパンとバリスタたちが淹れたコーヒの芳しい香り。。。朝ごはんはこちらでいただくことにします。



たくさんの人達で賑わう店内。ショーケースにはおいしそうなパンが並びます。カウンターをみると、バリスタと会話をしながらスタンディングでエスプレッソを飲む人、席に座ってパソコンを操作する人などいろいろ。はて、オーダーはどうやってするのかな?と、しばし観察。。。

ファストフードスタイルらしいこのお店、まず、食べ物と飲み物をレジで精算、レシートを持ってそれぞれを受け取るらしい。

ごった返すレジの周りになんとか入り込み、写真のクロワッサンを指差して、

「Vorrei questo(これちょーだい)」と言ってみる。

エスプレッソにはじまり、エスプレッソに終わるイタリア人ですが、うっすいコーヒーに慣れたわたしの胃にはちょっとヘビー。

「Un Cappuccino perfavore(カプチーノをひとつくださいな)」とも言ってみる。

つ、通じた!

お代を払ってレシートをもらい、フードと飲み物、それぞれのカウンターで商品を受け取ります。

陽気なバリスタのおっちゃんが「最高においしいカプチーノをいれてあげるよ、マダ~ム」的な雰囲気で淹れてくれた(笑)。



サクサクのクロワッサンに生ハムをサンドしたこちら、うまい、うますぎる!!

ちなみに、あとから聞いたのですが、イタリア人の朝は、一杯のエスプレッソと甘いパンから始まるのだとか。塩っ辛いものを食べる習慣がないらしく、ハムやサラミをサンドしたものは種類が少なかったのも納得。

このBISTRO MILANO CHENTRAREでは、ランチやディナーもお手頃価格でいただけるのだそう。わたしは翌朝とコーヒータイムでしか利用しませんでしたが、ひとり旅の食事の強い味方になってくれそうです。

この後も、買い物をした荷物を置きにホテルに戻りがてらカッフェアメリカーノを一杯、友人とのディナーの帰りにカプチーノを一杯、翌日の朝食に再び一杯と、入り浸ったわたし。店内にはオリーブオイルやパスタ、チョコレートなどのおみやげ品も充実。指差しでオーダーできるので、言葉に自信がない方でも安心して食事を楽しむことができますよ~。

さて、おなかを満たしたところで、地下鉄の1日券を求め、イタリアの何でも屋さん、タバッキに挑みます!


BISTRO MILANO CHENTRARE

住所:Piazza Duca d'Aosta, 20124 Milano,

営業時間:6.00 - 21.30

ミラノ2日目のお財布(1)

クロワッサンのハムサンド 4.40ユーロ

エスプレッソ カプチーノ 1.30ユーロ


旅の記憶。

年齢を重ねることで得た少しの自由。大人女性よ、 今こそ旅に出よう。 世界にひとりで向き合うことは決して孤独なんかじゃない。 「旅の記憶」は個人旅行の手配やノウハウを綴る、女性による女性のためのひとり旅応援サイトです。