ひとり旅3日目 その2 世界最古の薬局を訪ねて

黄門様の印籠のごとく、すごい威力を持つとされるフィレンツェカードをゲットしたところで、まずはインフォメーションのすぐおとなり、「サンタ・マリア・ノヴェッラ教会を目指します。


ファザードが美しいです。

フィレンツェといえばメディチ家。ルネサンス期にフィレンツェにおいて銀行家、政治家として台頭し、フィレンツェの実質的な支配者として君臨。後にトスカーナ大公国の君主となった一族です。

そのライバルであったストロッツィ家の礼拝堂があるのがこちらのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。


礼拝堂のフレスコ画。


ずっと見上げてたら首がつかれた。


ミラノ、フィレンツェを通して10以上もの教会や美術館を見たけれど、共通するのが回廊の美しさ。



回廊を通る人達をずっと見守り続けてきたんだとうなぁ。この獅子の表情になんともいえない哀愁を感じる。



世界最古の薬局は、近代化されたショッピングスポットだった

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のすぐそばには、世界最古の薬局とされるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会付属の薬局があります。日本にも支店があるのですっかりお馴染みですね。


うっかり通りすぎてしうほど入り口は小さいけれど、一歩中に入ると。。。


なんざんしょ、この重厚感。。。そしてとってもよいかほり。。。


入り口は狭いけれど内部は奥行きがあります。こちらの薬局はサンプルの商品やカタログをみながらオーダーをし、オーダーカードを受け取ってレジで精算します。

入り口付近には多言語での商品説明と一覧表があるので、ある程度買うものを決めてから購入すると良いかも。日本語もありました。

薬局といっても、現在の主力商品は、香水やボデイケア用品、香水やアルメニアペーパーなどのフレグランス商品です。日本で購入するよりかなりお安くはなっていますが、価格帯は高めです。

世界最古の薬局つっても、近代化されているのね。。。
デパートの化粧品売場みたいな感じ。



システムこそ近代化しているけれど、店内をみるとさすがは世界最古といわれるだけあり、歴史を感じる装飾が随所に見られます。



友人と自分用にいくつか購入。贈り物にする場合はレジでギフトボックスをお願いすると梱包してくれます。


石鹸とアルメニアペーパー(紙のお香)、クローゼットにかけるポプリの小板なんかを購入。香りがとても良くて、ギフトボックスからも香りが漂っていました。ホテルの部屋が香りに満たされ、幸せだったなぁ。

ただし、ギフトボックスはかなりかさばります。。。
おみやげでいっぱいになった帰りのスーツケースでは場所をとってしまい、箱が潰れちゃった。。。



サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
住所:Piazza di Santa Maria Novella, 18, 50123 Firenze

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会付属薬局(世界最古の薬局)
住所:Via della Scala, 16, 50123 Firenze



ひとり旅3日目その2のお財布

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会付属薬局 116ユーロ
(内訳)
■アルメニアペーパー 36ユーロ(12ユーロ×3個)
■ミルクソープ(2個入り) 50ユーロ(10ユーロ×5個)
■タボレッタ(ポプリの小板)30ユーロ(15ユーロ×2個)



旅の記憶。

年齢を重ねることで得た少しの自由。大人女性よ、 今こそ旅に出よう。 世界にひとりで向き合うことは決して孤独なんかじゃない。 「旅の記憶」は個人旅行の手配やノウハウを綴る、女性による女性のためのひとり旅応援サイトです。