ひとり旅3日目 その3 市場は最高のグルメスポット

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局で散財したあとは、駅近くを散策します。お昼ごはんをこの辺りで適当に食べてからホテルに向かうことにしました。

地図によると、近くに「イル・メルカート」という中央市場があるんだけどなぁ。


時間はAM11:00過ぎ。お惣菜屋さんやレストランではランチの仕込みの真っ最中。


のぞいたピッツェリアでも窯に火を入れていました。


いろんなお店を覗きながら歩いているうちに、なにやら賑やかな通りに!お手軽価格のレザーグッズや、サッカーシャツ、雑貨なんかが売られていました。



見ているだけで楽しい市場めぐり

露店で賑わう一角を通り過ぎると、目指すメルカートが見えてきました。フィレンツェの胃袋といわれるこちらには140年余りもの歴史があるんだって!

お魚、お肉、野菜、果物、ワインやお菓子などなんでも揃う市場。ドライフードやオリーブオイルの専門店なんかもあり、おみやげにも喜ばれそう!


これは内蔵的な?トリッパというやつですね。

乾物屋さんにはポルチーニ茸やトマトのドライフードが破格のお値段!パスタやリゾットにするとおいしいよ。


このかわいらしいシニョーレ。なにがそんなに楽しいのか二人でずっとおしゃべり。目が合ったので思わず「ボンジョールノ」と言ったら、早口のイタリア語と片言の英語で「日本からきたの?東京?フィレンツェははじめて?楽しんでる?」といろいろ話しかけてきた(笑)。とても陽気で好々爺のおふたり50年以上の付き合いなのだそう。エスプレッソをごちそうになりました。



トリュフに夢中


市場の2階には広くて明るい雰囲気のフードコートがあります。ピッツェリアやパニノテカのほか、フィレンツェやトスカーナの伝統料理を手軽に味わうことができるスポットです。

各店舗のカウンターで注文をして支払い、料理をもらったら好きなテーブルに。飲み物は席まで注文にきてくれます。お皿はそのままテーブルに置いてOK。後で係の人が片付けてくれました。


どれを食べようか目移りしていたらなにやら香ばしい香りが。。。こちら、トリュフ専門店ですって!ランチメニューのトリュフクリームパスタ10ユーロと、写真奥に映る陽気なコックさんに誘われ、フィレンツェ初の食事はここに決めた。

その名も「ll Tartufo(トリフ)」というこちら。トリフを使ったパスタやお肉料理が味わえます。10ユーロのパスタメニューはトリフのクリームぱスタ。トリフのスライスがトッピングされないそうなので、ちょっと奮発して20ユーロのトリフふりかけバージョンをオーダーしました。


じゃんっ!

かつおぶしばりに踊るトリフがこんもり~!!香りの素晴らしいことといったら!おいしい、とにかくおいしい!ボキャブラリーの少なさに悲しくなるけど、とにかく濃厚でおいしい!


トリフクリームの瓶詰めや、ナマのトリフも売られていました。

ああ、幸せ~~~。




II Tartufo
住所:Piazza del Mercato Centrale 4 Firenze
営業時間:10:00~24:01



ひとり旅3日目その3のお財布

・Tagliolino al Tartufo(白トリュフのタリアテッレ)20ユーロ

旅の記憶。

年齢を重ねることで得た少しの自由。大人女性よ、 今こそ旅に出よう。 世界にひとりで向き合うことは決して孤独なんかじゃない。 「旅の記憶」は個人旅行の手配やノウハウを綴る、女性による女性のためのひとり旅応援サイトです。