パリ・ミュージアムパスを買ってみた。

全仏オープン(テニス)がはじまりますね(行きたかった行きたかった行きたかった)。

私が渡仏する頃はすでに終わっている全仏オープン。フェデラーとナダルが現役のうちにもう一度ライブで観戦することを心の支えに、今日も元気に入稿祭りです。ああ、だって月末ですもの(涙)。

そんな入稿祭り真っ只中ではありますが。先日、パリ・ミュージアムパスを日本で事前購入してきました。

パリ・ミュージアムパスとは

ルーブル美術館やベルサイユ宮殿など、パリの有名な美術館や建築物で利用できる共通フリーパスのことです。メリットとしては、入場券をいちいち購入する手間が省け、チケット売場の長い列に並ばずに入場できるといったところ。

何ヶ所回ったら元が取れるとかそんなことはことはよくわかりませんが、旅行という限られた時間を有効に使うため、私は海外にこういった観光客向けのパスがあれば必ず買います。イタリア・フィレンツェのフィレンツェカードも印籠のような活躍をしてくれました(そちらの記事はこちら)。

フィレンツェカードは各施設一回という制約がありましたが、パリ・ミュージアムパスは期間中であれば何度も再入場ができるとか。

料金と種類

ミュージアムパスは、連続して使用することを条件とし、3種類があります。

  • 2日間券:48€
  • 4日間券:62€
  • 6日間券:74€

滞在期間やスケジュールに合わせて選びます。一週間と比較的長い滞在のわたしですが、モンサンミッシェルに丸一日取られるし、美術館以外にも行きたいところがあるので、いろいろ考えた結果、2日間券を購入しました。行きたい美術館の休館日に当たらない連続した2日間となると、かなり濃縮なスケジュールになるけど仕方がない。

購入方法

インターネットより予約購入し、パリ到着後に、引換券(バウチャー)と引換えにてパリミュージアムパスをもらうことができるようです。また、予約をしていなくてもCDG空港のツーリストインフォメーションで購入できるとか。こちらに詳しく紹介されているのでご参照ください。

出発前に日本で直接購入する方法

このパリ・ミュージアムパス。日本でも取り扱いがあります。その名も「パリ観光株式会社」。事前に電話で来社と希望券種を伝えておけば、出発前にミュージアムパスを手元に用意することができます。

日本で用意できるものは全て用意して出かけたい私は、迷わず直接来社で購入することに。パリ観光株式会社は田町駅から徒歩5〜6分のわかりやすい場所にありました。マンションの一室が会社となっていて、カウンターで現金と引き換えにミュージアムパスをゲット。都内にお住いの方で時間がある方は直接来社がオススメです。遠方の方は郵送サービスもありますよ。


手のひらサイズのパスはビニールでしっかりパッケージされています。蛇腹状に広がる中身は、使用できる施設の説明がフランス語と英語で表記。使用できる施設と使用時の注意点などが書かれた日本語のパンフレットも同時に渡されました。

とは言っても使い方はいたって簡単。使用する前に使用開始日と名前を自分で記入するだけ。年月日は、日、月、年で記載する。この日付は開始日と同時に有効期限が決まるので、確実に使用する日が決まってから決まってから記入を。

名前は、NOM(苗字)、PRÉNOM(名)の順番で記載する。パリの美術館は、月曜または火曜、フランスの祭日が休館日となるため、使い始めが日月、または祝日にあたる場合は要注意です。

フィレンツェカードもそうでしたが、こう言ったパスは結構なお値段です。これを高いとするか安いとするかはその人の価値観なのでなんとも言えませんが、私は旅行先では、

時間と安全はお金で買う

が、セオリーです。スーツケースを転がしながらバスや地下鉄を自らスリのカモとして乗るのは嫌だから(第一、スーツケースを持ち歩くのが嫌)空港からはタクシーでアパルトマンに向かいます。ミュージアムパスはチケット売り場に並ぶ時間も含んだ料金だと割り切っています。

旅慣れた人からしてみれば無駄な出費かもしれませんが。基本、小心者の私は、危険のリスクは可能な限り避けて、安全な旅を楽しむのが最優先。

さてさて、渡仏まで一ヶ月を切りましたよ。

この月末を乗り越えたら、乗り越えることができたなら。。。

トラベラーズノート作りです!(ほんとかなぁ。。。)



旅の記憶。

年齢を重ねることで得た少しの自由。大人女性よ、 今こそ旅に出よう。 世界にひとりで向き合うことは決して孤独なんかじゃない。 「旅の記憶」は個人旅行の手配やノウハウを綴る、女性による女性のためのひとり旅応援サイトです。