ホテルとアパートメントのイイとこ取り!
Granduomo Charming Accomodation
過去の記事で、「ホテルはベッドとシャワーがあれば十分」なんてことを書いた私ですが、ひとり旅に限っては撤回します。同伴者がいないひとり旅は、いくらお気楽なわたしでも一歩外にでればそれなりに気が張っており、緊張もしていたんだと思います。ほっとできる空間といえばホテルの部屋。まるで我が家のようにくつろげるような設えは、旅をより豊かにしてくれました。
あと、ひとり旅で唯一困るのが「食事」。日本では焼き鳥屋でも屋台でも、こじゃれたフレンチでもイタリアンでも、1人でどこにでも入ることができるわたしですが。ただでさ人の目を引く海外での女性ひとり旅。女性1人で食事をする習慣がない国では、否応にも目立つし、浮く。。。
そこでおすすめなのが、キッチン付きのアパートメントタイプのホテルです。ホテルの部屋にキッチンが備え付けられたタイプや、実際のアパートメントをまんま旅行客に貸し出しているタイプもあります。後者はホテルに比べて宿泊費が安く、長期滞在者に人気があるようです。
フィレンツェ滞在は3泊4日。リサーチするうちに見つけたのが、Granduomo Charming Accomodation (グラデュオモ チャーミング アコモデーション)というホテルです。キッチンが付いていたのが最大の決め手になりました。ホテルとアパートメントのイイとこ取りといったところでしょうか。シーツは毎日交換してくれるし、お掃除もしてくれます。タオル類は宿泊分があらかじめ用意されていました。
そして、なんといってもお部屋はもちろん、共有スペースのロビーやラウンジがとってもステキなのです!
3泊4日の我が家は、最高の設えでした。
ベッドは広々キングサイズ。マットもちょうど良いかたさ。歩き疲れた体を毎日癒やしてくれました。
きれいにセッティングされたテーブルにはお菓子とフルーツ。お菓子は毎日補充されます。
キッチンはかなり本格的。コンロとシンク、電子レンジ、冷蔵庫、エスプレッソマシーンにトースター、棚には調理器具と食器、カトラリーが一式そろっています。市場で食材を買って本格的に料理もできる充実さ!
バスルームもとてもきれいで清潔です。バスタブはありませんでしたが、シャワーの水圧も十分!お湯もたっぷり出ます。
クローゼットの中には靴磨きセット。さすがはイタリア!
小さいけれどベランダもついています。お部屋によってはフィレンツェを象徴する花の大聖堂、ドゥオモが間近に眺められるそう!
まるでドゥオモに住んでいるみたい!
このホテルを選んだもうひとつの理由が立地の良さです。後ほど紹介しますが、フィレンツェを象徴する大聖堂「ドゥオモ」の真横にあります。私の部屋は中庭に面しているので眺めることはできませんでしたが、まるでドゥオモに住んでいるかのような近さ。
そして、最上階のラウンジからは。。。
ドゥオモ~!!!この近さ、伝わるでしょうか???
この眺めを独り占めできるのがこのラウンジ。
ステキでございましょ~~!天窓からは光が燦々と降り注ぎ、夜は星空も眺めることができるんざます。ラウンジにはワインとコーヒが備えられ、いつでも自由に飲むことができました。
アートがいっぱい!
オーナー夫婦はとてもセンスが良く、中2階にあるロビーにはいろいろなアート作品が展示されています。
夜、ワインを飲みながら翌日の計画を立てたロビー。
ロビーは吹き抜けになっています。
調度品一つひとつにこだわりが感じられます。
チェックイン時に迎えてくれたのは初老のオーナー夫婦。とても親切に設備の説明をしてくれました。おふたりとも英語が堪能です。
ほかにもいくつかホテルを経営しているらしく、チェックインやチェックアウトの時間に制限があります(予約時に丁寧なメールが送られてきます)。
また、門限があり、18時以降は自分で解錠をしてホテルに入ります。フィレンツェに住んでいるみたいで楽しかったなぁ。
こちら、ちょっとお高いのですが、その価値は十分にあります!歩き疲れたら部屋に戻って休むこともできるし、冷蔵庫のミルクやオレンジジュース、ヨーグルトにバター、毎朝部屋に届けられるパンなども宿泊費にすべて含まれています。
また次回、フィレンツェを訪れる機会があったら泊まりたい!
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からは徒歩5~6分ほどですが、石畳の凸凹道を、スーツケースを転がしながら歩くのは骨が折れました。。。近くてもタクシーを使えばよかった(´Д⊂ヽ
Granduomo Charming Accomodation
(グラデュオモ チャーミング アコモデーション)
住所:Piazza del Duomo, 1/7, 50122 Firenze
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